ほとんどの仕事はチームを組んで行うものです。自分一人のことでなく、チームのことを考えることが会社を、ひいては自分自身を成長させることに繋がります。協調性やまとまりを大事にしない人は、当然評価されません。たとえば、失敗を指摘すると逆切れしたり、明らかに自分に非があるのに謝らない、もしくはいつも自分の行っていることが絶対正しいといった態度をとる人は、たとえ仕事ができたとしても「気難しい人」というレッテルを貼られてしまいます。それは男性であれ女性であれ同じことです。

男性視点から見て、女性の仕事に対する態度で理解できない点があります。「誰とでも上手くやる人を非難する」ことです。誰にでも笑顔を振りまいて愛想よくしている女性は、男性からは好かれますが女性からは八方美人と呼ばれ毛嫌いされます。職場は自分たちの感情を発散する場ではありません。気に入らないことがあれば途端に不機嫌になり、職場の空気を気まずいものにしてしまう。そんな社員が評価されないのは当然でしょう。八方美人と呼ばれて嫌われている女性こそが、自分の感情をコントロールでき、「仕事は仕事」と割り切ってプロフェッショナルな態度をとっているのです。本音を言うことは大切ですが、本音とは感情のことではありません。仕事における本音とは、よく吟味され考えられているが、上司とは異なる意見のことです。チームや会社を成長させる可能性のある意見のことです。自分をチームの一員として認識し、チームの利益を考えられる社員こそ、仕事で男性に評価される女性だと言えるでしょう。

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